留意しておきたいのは、N建設、N不動産それぞれの本社ピルを立てつづけに新築していることだが、これは必ずしも業績と絡んだ話ではない。 「建物が古くなったし、社員が増えて手狭になった」(並木)ことが、主たる要因なのだ。それよりも、建設部門を独立させてから、この分野に注力する企業姿勢が、年表から明確に読み取れる。ここが興味深い。 一級建築士事務所登録、建設大臣許可取得が昭和五十九年のことである。昭和六十年九月の「プラザ合意」の落とし子といわれたバブル経済は、昭和六十一年からということになっているが、その予兆は、すでに昭和六十年にはじまっていたのである。https://vckorea.org/bubble/
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